ジョシュ・ラウィッチ、「野球 と ベースボール」を語る
ジョシュ・ラウィッチ野球殿堂博物館館長がMLBネットワークのブライアン・ケニーと、2025年7月に開催する「野球とベースボール:太平洋を越えた日米の野球交流」と題した新しい企画展について語る。
太平洋を越えた日米の野球交流
アメリカのベースボール (Baseball) と日本の野球 (Yakyu) は、過去150年にわたり、
太平洋を超えた両国間の交流のもとで存続し、繁栄してきました。
この企画展では、明治時代から今日に至るまでの日米間の野球の幅広い交流、
太平洋を越えた野球概念の流れ、プレースタイル、ファンとの関わり、
野球用具、そして野球の共有文化を形作った人々を探ることができます。
イチローが野球殿堂入りの資格を得る初年度に合わせたこの企画展は野球殿堂が日米野球交流史に迫る初の試みとなります。
アメリカ、また日本が野球にもたらした貢献を重視したものであり、アメリカ国内はもちろん、国際的に野球ファンを魅了することでしょう。
展示テーマ
太平洋を越えた日米の野球交流
本企画展は博物館の3階で開催され、約170平方メートルの展示スペースで、太平洋を越えた日米の野球交流史に迫るストーリーを4つの側面から紹介します。
日本出身のスーパースター選手の存在なくして、
現在のMLB は語れません。
村上雅則(1964年~1965年)や野茂英雄(1995年~2005年、2008年)が大リーグへの扉を開け、イチロー(2001年~2019年)、松井秀喜(2003年~2012年)、松坂大輔(2007年〜2014年)のようなヒーローたちの活躍に導きました。その道は、現在ダルビッシュ有(2012年~)や大谷翔平(2018年~)のような今日のスター選手たちにも繋がっています。
NPB(日本野球機構)に渡り、日本プロ野球界に大きな影響を与えたアメリカ人選手や監督も多く存在します。
最も成功した例として、ランディ・バース、ウォーレン・クロマティ、マット・マートン、ボビー・バレンタインらが挙げられます。
この企画展は、イチローが野球殿堂入りの資格を得る
初年度の2025年に合わせて行われます。
世界中の野球ファンから「イチロー」の愛称で 親しまれている彼は、日本人選手として初めての 殿堂入りとなるでしょう。
2025年7月に開催するこの企画展では、日本とアメリカの幅広い野球交流に迫ります。
ジョシュ・ラウィッチ野球殿堂博物館館長がMLBネットワークのブライアン・ケニーと、2025年7月に開催する「野球とベースボール:太平洋を越えた日米の野球交流」と題した新しい企画展について語る。
野球の殿堂は、1934年11月から12月にかけて行われた12都市・22試合の日本遠征中にジミー・フォックスと妻ヘレンが撮影した、8ミリモノクロ映像をデジタル化した。
野球殿堂コネクション・シリーズのこのエピソードでは、野球界初の一人トリプルプレー(無補殺三重殺)から、大谷翔平までの歴史の流れをたどる。
1872年、ホーレス・ウィルソンが野球を日本に伝えたといわれる。
1905年4月、早稲田大学野球部はアメリカを訪れた初めての日本の野球チームとなる。
早稲田大学の訪問は、野球が日米の文化交流において不可欠なものとして定着させた。
日本のチームでプレーした初期のアメリカ人選手たちは、NPB(日本野球機構)で記録や金字塔を打ち立てる未来の外国人選手たちへ扉を開いた。
近年、新たな日本のスター選手たちが、MLBへの夢を追い求めている。
多才なキュレーター・チームに加え、日本の野球に精通した展示アンバサダーやキュレーター・コンサルタントを起用しています。
ヨウイチ・ナガタ (永田 陽一):ヒストリアン、著者
スコット・アカサキ (赤崎 忠士)
ロサンゼルス・ドジャース:チームトラベル・シニアディレクター
マコト・ハヤシ (林 誠)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス:環太平洋オペレーションズ・ディレクター
ノビー・イトウ (伊藤 修久)
日本野球機構:ヒストリアン、法規・労務シニアアドバイザー
アダム・ジョーンズ
元外野手 (ボルチモア・オリオールズ、オリックス・バファローズ、シアトル・マリナーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
エーシー・コオロギ (興梠 英三郎)
サンディエゴ・パドレス:環太平洋オペレーションズ・ディレクター
トーリ・ロブロ
アリゾナ・ダイヤモンドバックス:監督、元東京ヤクルトスワローズ選手
グレース・マクナミー
ロサンゼルス・エンゼルス:コミュニケーションズ・マネージャー
マット・マートン
元外野手 (阪神タイガース、オークランド・アスレチックス、シカゴ・カブス、
コロラド・ロッキーズ)
ケリー・ヨウ・ナカガワ
二世ベースボールリサーチプロジェクト創設者、ディレクター
ダン・ノムラ (野村 団)
スポーツエージェント
サダユキ・サカキバラ (榊󠄀原 定征)
日本野球機構コミッショナー
サユリ・ガスリー・シミズ (清水 ガスリー さゆり)
ライス大学ダンレヴィファミリー歴史学教授
タカ・シライ (白井 孝明)
マツイ55ベースボールファウンデーション・エグゼクティブディレクター、リードオフスポーツ代表
マサノブ・ショウジ (庄司 正信)
日本野球殿堂博物館館長
ジム・スモール
ワールド・ベースボール・クラシック プレジデント
ビル・ステープルズ
二世ベースボールリサーチプロジェクト理事、ヒストリアン
ボビー・バレンタイン
元監督 (千葉ロッテマリーンズ、テキサス・レンジャーズ、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス)
ポール・ヨナミネ(与那嶺 ポール)
セントラルパシフィックバンク名誉会長
アメリカと日本の女子野球代表チームの選手たちは、週末に開催されたクーパーズタウン・ウィメンズ・ベースボール・クラシックへの参加の一環として、野球殿堂を訪れた。
1964年9月1日、日本人選手として初めて大リーグの試合に出場した村上は、シェイ・スタジアムのピッチャーマウンドに向かうと、40,524人の観衆からスタンディングオベーションで迎えられた。
王貞治は、日本プロ野球史上最高の打者として広く認識されている。1959年から1980年までの22シーズン、読売ジャイアンツで一塁手としてプレーした。王は左打者で、卓越した能力と独自の打撃スタイルを持っていた。
バッテリーという用語は、アメリカの野球ではあまり使われないが、日本では今も頻繁に使われている。アニメ「バッテリー」では、チームの最も重要な部分として何度も言及されている。
「野球とベースボール」を画期的な企画展にする為に皆様のご支援が必要です。 スポンサーシップにご興味のある企業は詳細について下記までお問い合わせください。
ケン・メイファート
スポンサーシップ・開発担当 バイスプレジデント
電話番号:+1-607-547-0286
Eメール:kmeifert@baseballhall.org
充実した展示プログラムを維持するためには、「野球とベースボール」のような新しい企画展を構築・開催するための資金だけでなく、キュレーター、研究者、デザイナー、製作者、収蔵スタッフ、アーキビストなど、収蔵品の貴重な資料を通して、大切な物語を語ることのできる有能な専門家チームを維持するためのリソースも必要です。
博物館の展示は、野球の歴史を次の世代に伝承する為、非常に重要なものです。 年間25万人以上のご利用者に向けて、伝説的な偉業、著名な人物、文化的影響を織り交ぜ、野球ならではの物語を紡ぎ出しています。
久方の
アメリカ人の
はじめにし
ベースボールは
見れど飽かぬかも
正岡子規(1867年〜1902年)
野球殿堂博物館での体験は、生涯に渡って心に残る思い出となるでしょう。貴重な資料や展示に触れながら、国民を感動させ、団結させた物語や勝利の名場面に思いをはせ、心を打たれるでしょう。ぜひアメリカ野球殿堂博物館に足を運び、ご自身の歴史を刻んでください。
野球殿堂博物館はスポーツ・トラベル・アンド・ツアーズ社と提携し、野球ファンに野球殿堂をめぐる旅行パッケージを、ワンストップで購入する機会を提供しています。詳細や、クーパーズタウンへの旅行プランについては、1-888-310-HALL (4255)までお電話ください。会員になると、すべての野球旅行パッケージが5%割引になります。
3フロアにわたる展示スペースでは、球場のグラウンドで起こった個人やチームの球史に残る名場面の資料や収蔵品に触れるだけでなく、野球が私たちの社会に与えた大きな影響を紹介しています。
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